今更ながら、ド素人なりにザクッと今季を振り返る。

前回の投稿は夏真っ盛りの時期か・・・

もう秋通り越して12月になっちゃったよ・・・

この間に、2018シーズンのJ2はリーグ戦が終了。

優勝は松本山雅、2位は大分となり、来季は共にJ1復帰を果たす事となりました。

来季のJ3降格が決まったのは熊本と讃岐となり、J2への昇格は琉球と鹿児島の九州・沖縄勢となりました。

また、J1からの降格は柏と長崎が。

奇しくも千葉ダービーがJ2の舞台で繰り広げられる形となります。

さて、我らがジェフは最終的に14位という事になりました。

今季はひと桁順位が一度も無く、ホームでの勝ち数が伸び悩んだ事がモロに影響が出ている感がありました。

総得点はリーグ2位の72

単純な比較はできないけれども、昨季(70点)より多く得点できています。

個人キャリアタイの19得点を取った、今季間違いなくチームの王様となった船山。

得点数は昨季より少なかったものの、11得点を挙げたラリベイ。

2桁得点には到達できなかったけれども、9得点を挙げた指宿。

ほぼ2桁得点している選手を3人擁する攻撃陣というのは、昔から守備を意識したサッカーをする事が多かったジェフにとって画期的なのでは?と個人的には思っています。

ただ・・・総失点となると実に72

来季よりJ3に降格となる熊本と讃岐とほぼ同レベルの失点数となりました。

近年のチームの代名詞という事になっている「ハイライン・ハイプレス」を推し進めていく中で、裏抜けされる光景が毎度毎度見受けられました。

自分もそこそこサッカーの試合を観ていると思っていますが、3点取っても勝ちきれない事が多かったのは今までお目にかかった事がありません。

DF陣(特にCB)で戦術に適した選手がいなかっただとか、MFより前はゾーンで守れているのにDFはマンマークで守っていただとか、明確な約束事なくシチュエーション毎で対処しようとしていただとか、とにかく散々たる状況でした。

とにかく失点数の多さが上位進出の足枷になっていたのは、誰もが思うところなのではないかと思います。

来季もチームの指揮を執るエスナイデル監督が、とにかく攻撃を重視する戦術を推し進めている以上、劇的な変化は起こりにくいかもしれません。

インタビューでも「自分の考え方を変えるつもりはない」という主旨の発言をしていますが、終盤3試合を無失点に押さえたという事で何かしらの手応えはあったかもしれませんが、何かしらのテコ入れは必要になってくるはずです。

(無失点で終えられたのも、ひとえに佐藤優也様々なところは多々ありましたので、諸手をあげて喜べる事では無いわけですが・・・)

攻撃の面でも、相手が5バック気味で守りに入った時に攻めあぐねる場面が多かったので、課題はあるかなと。

最終ラインを起点とするサイドからの組み立てに終始してるところもあり、真ん中でしっかりブロックを作られてしまいそのまま・・・という展開というのもあったので、相手 に選択肢のひとつとして意識させる意味でも中央突破をもっと積極的に行ってもいいんじゃないのか、なんてのも思ったりした次第です。

あと、今季はエスナイデル監督の一部選手に対する言動等々についてもチラチラと見聞きする事はありましたが・・・

正直なところ、個人的には伝聞の域を出ないものばかりと言わざるを得ないと思ってまして。

別に内情に詳しい事情通でもないただの一般人である自分には、判断のしようが無い事ばかりなので、何とも言えず・・・

何にせよ、色々ひっくるめて更なる変化が求められる来季。

高橋GMもこんな事を語っているので、チームとして

「替えるのではなく、変わる」

とした事の行先を見守っていきたいと思います。